車両保険は、事故のときに自分の自動車を補償する保険です。
大抵の場合、車両保険の保険金額は、自動車の型式と年式に応じた市場での販売価格に相当する金額です。
つまり車両保険の保険金額は、その自動車を中古車として売ったときの金額に相当し、年を経るごとに安くなっていきます。
自動車ローンを5年で結んでいる場合、この期間内に事故を起こし、廃車になることも考えられます。
ところが、車両保険はこの自動車ローンの部分まではカバーできないので、それはしっかりと認識しておきましょう。
車両保険は補償の内容によってタイプがわかれます。
「一般タイプ」は、あらゆる損害をカバーし、自損事故や当て逃げの損害も補償してくれます。
一方、「車対車+A」では、自動車同士の車両の損害と、災害や盗難に対応する補償です。
「車対車+A」のほうが掛け金は安くてすむのですが、自損事故や当て逃げのときには、自分で費用を工面しなければなりません。
掛け金の差はそれほどないので、全部の損害をカバーできる「一般タイプ」にしておくとよいでしょう。
ただし自然災害の補償内容は、各保険会社によって異なっています。
契約前に、どの程度の災害までをカバーしてくれるのかを確認しておきましょう。
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